ツールの選び方・使い方
やりたい作業から道具を選んでください。初めて使うファイル形式は、コピーやサンプルで試し、保存した結果を開いて確認すると安心です。
2つの表の変更点を見つける:Excel Diff
修正前と修正後の一覧を比べたいときに使います。
- 比較元をA、比較先をBに選びます。
- 空白や大文字・小文字の扱い、数式・書式の比較などを設定します。行の順序が変わっている表は、重複しないIDなどを主キーに指定します。
- 比較を実行し、差分を確認します。必要に応じて差分Excel、HTML、印刷用のレポートを保存します。
主キーを指定しない場合は、同じセル位置で比較します。数式の再計算は行いません。画像・図形、マクロ、条件付き書式の評価結果などは比較対象外です。旧形式のXLSでは、書式の比較範囲が表示形式に限られます。
架空の文書で動作を試す:DOCUMENTS CREATOR
文書管理システムの表示確認や、RAGの検索・回答評価に使うテストデータを用意したいときに使います。
- 業種、職種、業務シーンの順に選び、作成する文書を指定します。
- Excel・Word・PowerPoint・PDFから形式を選び、件数と文章の詳しさを指定します。件数は、選んだ全形式を合わせたファイルの総数です。
- 生成した本文を確認し、必要なファイルをZIPで保存します。同じ設定とシードを残すと、本文を再現しやすくなります。
RAG評価用のファイルを同梱した場合、検索対象にするのはZIP内のdocuments/だけです。質問・期待回答・根拠を含む_evaluation/は検索対象に混ぜないでください。画面の内容プレビューと、出力ファイルのレイアウトは異なります。
文書は架空のテスト用途専用です。実際の応募書類、業務上の判断、契約や法令の根拠として使用しないでください。
PDFの必要な部分を取り出す:PDF Clip
長い資料から必要なページだけを残すときや、ページごとの画像が必要なときに使います。
- PDFを開き、ページの一覧を確認します。
- 保存したいページにチェックを付け、PDF・JPG・PNGなどの形式を選びます。必要なら回転も指定します。
- 生成して保存します。複数ファイルはZIPにまとめられます。
「不要ページを削除する」を選んでいる間は、赤いチェックが削除対象です。画面上の案内を確認してください。ページ番号はPDFの先頭から数えた番号で、紙面に印刷された番号とは異なる場合があります。出力順は元のPDFのページ順です。
1ファイル100MBまで対応しますが、処理できる大きさは端末にも依存します。パスワード付き・暗号化されたPDFは対象外です。電子署名や特殊なフォームは保持できない場合があります。
画像に注釈を付ける:ブラウザペイント
スクリーンショットに矢印や文字を加えたり、画像の一部を切り貼りしたいときに使います。
- 画像を開く、貼り付ける、または新しいキャンバスを作ります。
- 選択、文字、図形などの道具を使って編集します。重なり方はレイヤーで調整します。
- 画像として使う場合はPNG・JPEG・WebPで保存します。後で編集を続ける場合はプロジェクトも保存します。
変更は自動保存されません。ページを閉じる前に保存してください。JPEGには透明部分を保存できないため、透明背景が必要な場合はPNGなどを選びます。
表を開いて編集する:NekoSheet
CSVの内容を直したいときや、簡単な集計表を作りたいときに使います。
- XLSX・CSV・TSV・TXTを開くか、新しい表を作ります。
- セルを編集し、必要に応じてSUM・AVERAGE・IFなどの関数や書式を設定します。
- 保存する形式を選び、CSVなどでは文字コードや区切り文字も確認します。
文字コードの自動判定は推定です。文字化けがないか確認してください。マクロ、グラフ、ピボット、条件付き書式には対応せず、再保存時にも保持されません。Excelの完全互換ツールではないため、元ファイルは残してお使いください。
「最近使ったブック」の端末内保存は初期設定でオフです。有効にすると内容がこのブラウザに残るため、共有端末では特に注意してください。
保存前の共通チェック
- 元ファイルのコピーを残す
- 数値、文字化け、ページの向き、抜けがないか確認する
- 大切なデータは、出力ファイルを普段のアプリでも開いて確認する
- 機密情報を扱う場合は、所属組織のルールと端末の利用環境を確認する
各ツールの現在の機能・制限は、それぞれの画面の説明もご確認ください。
最終更新日:2026年10月12日